3月5日にSEMI会員でもあるIntel Corporationは、2019年に優秀な成績を収めたサプライヤー37社を表彰し、その3分の2にあたる25社がSEMI会員企業でした。これは同社のサプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブメント・プログラム(SCQIプログラム)の一環として、サプライヤー各社の製品ならびにサービスの継続的改善を奨励するものです。選考においては、ダイバーシティ、リーダーシップ、イノベーション、ワールドクラスの安全への取り組みも評価対象となります。
表彰には3つのレベルがありますが、インテルは世界20ヵ国の16,000社近いサプライヤーから調達をしており、いずれの賞を受賞することも大変な栄誉といえるでしょう。
サプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブメント(SCQI)賞
SCQI賞は、品質、コスト、供給体制、技術力、顧客サービス、サステイナビリティのいずれの点においても卓越した成績を収めたサプライヤーに送られる最も栄誉ある賞です。授賞したサプライヤー5社のうち3社がSEMI会員企業で、そのすべてが日本企業でした(社名アルファベット順):
- 株式会社ディスコ
- 千住金属株式会社
- 東京エレクトロン株式会社
プリファード・クオリティー・サプライヤー(PQS)賞
PQS賞は、年間を通した評価で80%以上のスコアを収め、ハイレベルで妥協のない目標を達成したサプライヤーに与えられます。授賞されたサプライヤー24社のうち、18社がSEMI会員で、その内9社が日本企業でした(社名アルファベット順):
- Advanced Semiconductor Engineering(ASE Group)
- Applied Materials Inc.
- ASM International N.V.
- Brewer Science Inc.
- Carl Zeiss SMT GmbH
- GF Piping Systems
- 株式会社日立ハイテク
- 株式会社KOKUSAI ELECTRIC
- Lam Research Corporation
- 村田機械株式会社
- 株式会社ナミックス
- Schneider Electric Industries SAE
- 信越化学株式会社
- 株式会社SUMCO
- Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd.(TSMC)
- 東京応化工業株式会社
- 東ソー・クォーツ株式会社
- 東ソー・スペシャリティマテリアルズ株式会社(受賞は米国法人)
サプライヤー・アチーブメント・アワード(SAA)
SAAは特定の成績項目においてIntelの業績改善につながる特段の貢献をしたサプライヤーに贈られます。授賞されたサプライヤー8社のうち、4社がSEMI会員で、その内3社が日本企業でした(社名アルファベット順):
- ASML
- 株式会社荏原製作所
- レーザーテック株式会社
- 東レエンジニアリング
エレクトロニクス製造サプライチェーンをリードする企業が加盟するSEMIの会員情報ならびに入会についてはこちらをご覧ください:
http://www1.semi.org/jp/Membership
IntelのSCQI賞の詳細についてはこちらをご覧ください: