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2021-08-18

多様性・公平性・受容性のロードマップ、ツールキット、イベントガイドラインをSEMIが発表

SEMIは2021年8月9日、多様性・公平性・受容性(DEI:Diversity, Equity and Inclusion)のロードマップとツールキットを発表し、2,400社以上の会員企業の雇用形態を変革し、従業員の多様性を高める支援に乗り出しました。多様性のある組織は、業績が向上し、イノベーションを促進し、優秀な人材を確保し、新たな市場での成功率が高まることが、研究で明らかになっています

SEMIプレジデント兼CEOのAjit Manochaは次のように述べています。「従業員の多様性は、マイクロエレクトロニクス業界が今後も健全に繁栄を続けるために、また深刻化している人材ギャップへの対応においても、極めて重大です。SEMIと会員企業は業界において社会的意識の高い活動を推進する責任があると考えています。SEMIの多様性・公平性・受容性への取り組みは、採用・定着率の向上を図るとともに、業界の過小評価グループ(人工比率よりも少ない割合でしか雇用されていない女性や少数民族など)に対する無意識の偏見に対処し、彼らの能力を最大限に引き出すことを目的としています。」

SEMIのDEIロードマップおよびツールキットには以下が含まれています。

  • 人事部とグローバルスタッフ双方の意識と行動を変えるためのステップ
  • 企業の現在の方針と、多様性の高い人材プールを特定し育成するための方法を評価するアセスメント
  • 志願者を面接し、受容性の高い雇用活動を実施するためのガイドライン
  • 無意識な偏見を防ぎ、受容性のある企業文化を創造するためのヒント
  • 従業員リソースグループ(共通の特性や経験を持った従業員のグループ)戦略
  • 職場の柔軟性を高め、多様な背景を持つリーダーを育成するための知恵
  • 会社主催のイベントを計画する際に考慮すべき要素

SEMI Foundationの副ディレクターであり、SEMIのDEIプログラムのディレクターで文書の第一執筆者であるMichelle Williams-Vadenは、次のように述べています。「SEMIは世界中で開催するイベントで人々が交流する機会を提供しています。スタッフ会議やユーザー会議など、そうしたイベントに参加する準備をしている会員は誰でも、SEMIのDEIイベントガイドラインを考慮されることをお願いします。イベントに参加する多様性に富んだ専門家のコミュニティによって、無意識の偏見の打開をはじめることが可能です。イベントを企画する方は、この人材ソリューションにぜひご参画ください。」

SEMI Foundationでは、8月26日10:00(米国太平洋時間)に開催するウェビナーにおいて、多様性・公平性・受容性ロードマップおよびツールキットの詳細をご説明します。ウェビナーにはこちらからご登録ください。

SEMI Foundation多様性・公平性・受容性文書

「SEMI多様性・公平性・受容性ロードマップおよびツールキットの目的は、経験豊富な人事担当者にも新任の人事担当者にも、自社の業務を見直し、プロセスを改善する方法を判断するのに役立てていただくことにあります」とWilliams-Vadenは述べています。「このガイドラインとヒントは、すべてのSEMI会員企業を対象としていますが、とくにSEMI会員企業の85%を占める中小企業にとっては、採用・雇用・定着の実務を強化しながら、過小評価グループの人材を見つける活動において役立てていだたけるでしょう。」

SEMI Foundationのエグゼクティブ・ディレクター、Shari Lissは、次のように述べています。「多様性・公平性・受容性ロードマップおよびツールキットは、SEMI会員の人材プールを拡大する助けとなるでしょう。機会均等は、SEMI Foundationのすべての活動の基盤となります。今後も、小学校から高等教育、退役軍人、復職者まであらゆるレベルを対象に、才能を育み、マイクロエレクトロニクス業界をキャリアの目的として認識していただけるように努めてまいります。」