他に類をみない1年
By James Amano, Senior Director, International Standards, EHS & Sustainability, SEMI
COVID-19が世界と半導体サプライチェーンに衝撃を与えたことは誰もが理解していると思います。また、業界全体が大きな混乱を経験しており、これにはSEMIも含まれており、SEMICONやその他の主要なイベントを延期しなければなりませんでした。
しかし、対面での集まりが徐々に復活しつつあり、業界は来週サンフランシスコにて開催されるSEMICON Westに向けて準備を進めています。
また、ボランティアで構成されている標準化の業界専門家たちの献身的な活動は、2021年もなお引きを取らず行われたことを嬉しく思います。これは、標準化活動が以前と変わらず150以上の投票が承認され、160以上の新たなSNARF（新規活動申請書）が承認され、12の新たなタスクフォースが今年12月までに承認されたからです。
この基盤となったのは、新たなSEMIバーチャル会議ソフトウェアの開発と実装であり、すべてのプログラムメンバーが技術委員会の会議にリモートで参加し投票できるようになりました。
この1年間は他に類を見ないものでしたが、スタンダードプログラムが進展し続けていることを喜ばしく思うとともに、参加者たちは、半導体製造サプライチェーンの将来にとって重要な規格の開発が、公的な集まりが制限されたにもかかわらず継続されることを証明したことを大変嬉しく思います。メンバーは連絡を維持し、新たなつながりを構築することができ、最も重要なことは、多様で相互依存的なエレクトロニクスサプライチェーン全体にわたって効率的な製造オペレーションを維持するための努力を継続することであります。
Standards Watchのこのリリースでは、装置のデータ取得、 先進的なバックエンドファクトリインテグレーション、 フレキシブルハイブリッドエレクトロニクス、電磁干渉などの最近の開発に関する最新情報が提供されています。こうした取り組みは、業界の持続的な成功に欠かせないものです。是非参加してください！
参加方法
SEMIスタンダードの開発活動は、全主要製造地域で年間を通じて行われています。
参加をご希望の際は、SEMIインターナショナルスタンダードプログラム www.semi.org/standardsmembership.よりご登録をお願いします。
詳細につきましては、 SEMIスタンダードの Webサイト また最新のイベント ページをご参照ください。SEMIスタンダード活動についてご質問がございましたら、SEMIスタンダード担当者までお問い合わせください。
Standards Watch
SEMI
www.semi.org
December 2, 2021